« NTTスマートコネクト、企業向け動画公開基盤「Mediatope」提供開始 | メイン | YouTubeが「My YouTube」をはじめたが・・・ »

百度が「正規版動画サイト」、非海賊版は受け入れられるか

★百度が「正規版動画サイト」、非海賊版は受け入れられるか

 中国国内最大手の検索サイト百度(Baidu)傘下の動画コンテンツ会社が24日、3月に運営を開始する動画サイトの名称とドメイン名を発表、動画サイト名は「奇芸」、ドメインはwww.qiyi.comに決まった。「土豆網」(tudou.com)や「優酷」(youku.com)などのような動画共有サイトではなく、正規版のテレビ番組・映画を放映する広告ビジネスを展開するという。動画会社単体での株式上場も見据える。

 百度によれば、すでに2億元(約26億円)を版権入手資金に充てており、3月のリリース前に数百の映画、1000前後のテレビドラマの版権を購入する予定だという。「2010年末までに中国における正規版動画ビジネスとして最大規模となることを目指す」という。「3年内での黒字転換を目指す」ものの、「不確定要素が大きく、ビジネスの絵は描きづらい」としている。

 百度は中国で6?7割のシェアを握る、Google(グーグル)を上回る検索エンジン。中国ではYouTubeに閲覧規制がかかっているが、今回の「正規版動画ビジネス」に際しては、グーグルの最強の動画共有サイトYouTubeを意識していたことは間違いない。日本でも、Yahoo!(ヤフー)はGyaO!を買収、「正当な権利者が収益を上げられる仕組み」ということで、やはりYouTubeに対抗した「正規版動画ビジネス」を始めている。

 ただし、百度が中国で定着した何よりも大きな要因は、音楽・楽曲ファイルMP3検索だ。インターネット上に存在するMP3を検索でき、リンクをたどれば著作権侵害の疑いが濃厚なファイルを視聴できるツールとして、中国国内でも問題視されたが、ユーザーからは幅広い支持を得た。一方、「土豆網」や「優酷」など中国版動画共有サイトは現在、主に豊富な「海賊版」にその爆発的な人気を支えられているというのが実態。2010年、百度が「正規版」を全面に出した動画ビジネスに参入、成功を収めることができるか注目される。

※サーチナより引用


★あたらチイ…百度、動画サイトHuluの中国版「Qiyi」を3月リリース

 中国国内最大手の検索サイト百度(Baidu)傘下の動画コンテンツ会社が24日、3月に運営を開始する動画サイトの名称とドメイン名を発表した。

 百度は今年1月、アメリカの大手動画サイト「Hulu」のファウンダーとともに「Hulu」のような中国国内向け動画サイトを立ち上げることを発表していた。今回の発表では、動画サイト名は「奇芸」、ドメインはwww.qiyi.comに決まったことが伝えられ、「奇芸」が主に取り扱うのは劇画など再生時間の長い作品であり、正規版の高品質動画を提供することが同社の●宇CEOから発表された。また、ネーミングについても「Hulu」を意識し、母音をそろえたシンプルなものになったという(●は龍の下に共)。

 中国国内では世界最大の動画共有サイト、ユーチューブ(YouTube)が視聴できない状態が続いている。そんな中で「土豆網」(tudou.com)や「優酷」(youku.com)など国内の動画共有サイトが人気を集めており、社会的ブームを巻き起こすような動画もこのようなサイトからしばしば発掘される。しかし、ドラマや映画、アニメ作品が無秩序に掲載される状況が続いており、版権をめぐる争いが深刻化しているという側面もあった。そこに目をつけた百度が、このたび「Hulu」のような「広告つきの無料正規動画ビジネス」に乗り出したのである。

 すでにwww.qiyi.comのサイト自体は閲覧できるようになっている。サイト内にあるプレスリリースでは「Huluモデルが中国動画業界の主流になることで、2010年は業界のレベルアップの年になる。奇芸の登場が、業界の最終的な成熟に重要な役割をもたらすことになるだろう」と記述されている。

 どの程度のスポンサーを集めることができるのか。また、もともとネット上で無料で見られる国内のテレビ番組以外に、どのようなコンテンツが用意されるのか。国外から「著作権の概念がない」と揶揄(やゆ)されることの多い中国で、どのように浸透していくかが楽しみである。

※サーチナより引用