★東芝、4KとフルHDの「Cell TV」や新超解像など
2009年秋の発売を目指すCell TV
同社ブースの目玉として展示されているのが「Cell TV」。PLYASTATION 3に搭載されているLSI「Cell」を搭載し、高画質化や柔軟なインターフェイス、録画機能などを搭載した液晶テレビ「REGZA」の高付加価値モデルとして、2009年秋に日本で発売する予定だ。
日本発売モデルは、40?50型クラスで1,920×1,080ドットのフルHDパネルを採用。LEDバックライトの部分駆動技術も導入するほか、Cellの演算能力を活かして、超解像処理「レゾリューションプラス」を進化させるなど、高画質化を追求。チューナは外付けとし、Cellを含む映像回路の多くをチューナ側に搭載。さらに、「HDレベルで全チャンネル一週間丸録りを実現する」ために、マルチチューナと3TB程度の大容量HDDレコーダを内蔵する。
また、横4,000ドット、縦2,000ドット級の4Kパネル搭載モデルも2009年度内の発売を目標に、計画している。こちらは、米国での先行投入を予定しており、詳細は未定だが、HDコンテンツを超解像処理により4Kへ変換するなど、さまざまな先進的な機能を投入する計画という。
今回のCES展示機は、56型/3,840×2,160ドットの4Kモデルと、55型/1,920×1,080ドットの2モデルを展示している。
4Kモデルでは、4K対応のための超解像技術をデモ。なお、今回の4Kモデルのパネル解像度はフルHDのちょうど4枚分となる3,840×2,160ドット。4K/2Kというと、デジタルシネマ向けにDCIの規定する4,196×2,160ドットのパネルもあるが、製品化時に横が3,840ドット、4,196ドットのいずれになるかは、まだ確定していないという。
超解像処理のために、REGZA ZH/ZV7000などで搭載している超解像LSIを4基搭載し、それらをCellで制御。従来のREGZAの超解像処理は、1回の再帰処理のみを行なっていたが、Cell TVでは3回の処理を行なうため、精度の高い超解像化が可能という。デモ映像はフルHDのソースに4K超解像処理をリアルタイムで行なうものとなっていたが、実際に木々の葉のディティールなどの違いを確認できた。
フルHDモデルのデモでは、超解像技術に加え、LEDバックライトと部分駆動技術による高コントラスト化などもアピール。コントラストは100万:1を実現するという。フルHDモデルでも3回の再帰処理により、高画質化を図っている。また、ネット動画用の超解像処理のデモも実施。約480×320ドットのネットダウンロード動画に超解像処理を行ない、フルHDパネルで、自然に再生できるという点もアピールしていくという。
なお、7日のプレスカンファレンスでは、チューナユニットとディスプレイ間をWireless HD接続するというコンセプトを紹介していたが、実際に製品仕様はまだ未定。HDMIなどによる有線接続や他の無線方式なども含めて、検討を進めていく方針とする。
超解像技術についても、既発売のREGZAのものを強化した「新・レゾリューションプラス」のデモが行なわれている。進化点は「1,920×1,080ドット変換された低解像コンテンツ」に超解像処理が行なわれることだ。
現在のREGZAでは、1,440×1,080ドットや720×480ドットなどの入力信号に対して超解像による高画質化を行なうが、1,920×1,080ドットの映像については超解像処理は行なわない。しかし、レコーダなどでSD解像度で録画した番組やDVDビデオを1080pにアップコンバートした信号をREGZAに入力すると、1,920×1,080ドットの1080p信号として伝送されてくるため、超解像処理が効かない。こうした問題を解消するため、新レゾリューション・プラスでは、入力信号の帯域情報などを検出することで、「元のソース映像としてはSDだが、1080pとして送られていくる信号」を判別、適切な超解像処理適応を可能とする。この技術も今後発売のREGZAに導入していく予定という。
また7日に発表した、REGZA初のLEDバックライト搭載モデル「AV670シリーズ」や、120Hz倍速駆動に黒挿入技術を組み合わせ、残像感を大幅に低減する「ClearScan 240」技術のデモも行なっている。
CEATECで公開後、「すごく好評で、商品化をという声も多い」という“壁寄せ”REGZAは基本仕様は変わらないものの、録画用として搭載しているSSDを、MLCタイプの256GBのもにのするという、地道に東芝の技術力を組み込んだ改良を続けている。
※Impress Watchより引用
★任天堂 「Wii」向けの新動画配信サービス開始へ
任天堂は、電通と共同で据え置き型ゲーム機「Wii(ウィー)」向けに09年春から新動画配信サービスを始めると発表した。参加企業を募り、企業の広告や有料番組を配信することで収益を確保する。任天堂は家庭向けの情報提供媒体としての活用が可能とみており、Wiiの一層の普及につなげたい考えだ。
【関連】Wiiフィット:300万本を突破 58週目で、ユーザーの4割購入
新サービス名は、居間のテレビの前に家族が集まり楽しく交流する意味で「お茶の間」と「Wii」を融合した「Wiiの間チャンネル」。本体からインターネットに接続して無料でダウンロードすると利用できる。家族で楽しめる番組をテーマに、電通を介して賛同企業を集めて制作する。企業広告に加え、09年夏からは有料番組も配信する。
※毎日新聞より引用