★“独自コンテンツ”に活路を求めるケータイ動画配信サービス
ディスプレイの大型化や処理能力の向上といった端末機能の高度化と、通信速度の高速化、パケット通信の定額料金が定着したことで普及が期待されるケータイ向け動画配信サービス。以前はPCでしか楽しめなかった動画共有サイトのYouTubeも、2008年1月にドコモ端末に、5月にau端末に対応した。また日本のニコニコ動画も主要3キャリアのケータイで見ることができる。
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しかし、着メロや着うた、ケータイ向け電子書籍と異なり、予想ほどのブームにはなっていないのが現実だ。これまでのケータイコンテンツとは異なる広がり方をみせる動画配信サービスについて、mobidec 2008で講演を行った2社の動向から、ケータイ動画業界の実情を見てみよう。
●ユーザーコンテンツをビジネスへ昇華させる「魔法のiらんど」
魔法のiらんどは、ドコモがiモードを開始した1999年にサービスを開始した老舗のケータイサイトだ。ケータイ向けの無料Webページ作成を軸に、コミュニティやショッピングなどのサービスを用意しており、現在も10代から20代前半の女性層を中心に、約600万人の月間利用者を集める。
さまざまななコンテンツサービスを展開する魔法のiらんどの主力コンテンツが、「ケータイ小説」である。ドラマや映画にもなった「恋空」をはじめ、ユーザーが生み出した作品をコンテンツとして成長させ、書籍として出版することで1つの大きなブームを起こした。
そのユーザーから生まれたケータイ小説を、映像作品として再びユーザーへ還元する試みが始まっている。これまでのビジネスモデルは、ユーザーが生み出した作品を書籍として商品化するもので、商業コンテンツにすることでユーザーの創作意欲も掻き立ててきた。現在は作品をさらに映像化し、ケータイ向け動画配信サービス「魔法のiらんどTV」で配信することで、魔法のiらんどユーザーが直接映像作品を目にする機会を増やしている。
魔法のiらんどTVには無料版と有料版があり、無料版では各作品の第1話のみを無料で配信する。無料で見られる作品は日替わりで変わり、“できるだけ無料で動画を見たい”というユーザー心理に配慮する一方、有料版では購入した作品を複数話まとめて視聴できるなど、有料ならではの利便性も訴求。コンテンツ課金へのスムーズな導線を敷いた。
というのも、動画コンテンツは音楽コンテンツと違い、製作コストや話題性などの点で、シビアなビジネス展開が必要になるからだ。ケータイ小説を連続ドラマ化し、動画配信するという手法は、コストや話題性の壁をクリアしやすいという性質があるという。
また、TVドラマ「恋空」のオリジナルキャストが出演するスピンオフ作品をケータイドラマとして制作。特にTV版では映像化されなかった原作エピソードを映像化するなど、ファン層の注目度をもう一度高める工夫をしているという。また、ドラマの放送終了と同時にケータイで配信するなど、ケータイならではのプロモーションも積極的に行っている。
ケータイドラマに対するユーザーの声は、料金や配信品質、配信方法など、まだまだ多くの要望を抱えている。それだけ若い世代の女性に注目されているコンテンツであると、魔法のiらんど コンテンツ事業部 部長 草野亜紀夫氏は説明する。
魔法のiらんどでは、TV局からの協賛やスポンサードによるケータイドラマの制作や配信を推進し、ケータイドラマを再編集してDVDとしてパッケージ販売するなど、さらなるビジネス展開を模索している。
ユーザーの創造性を引き出し、発信される作品をビジネスコンテンツとして昇華させるという同社の手法は、YouTubeやニコニコ動画などCGMの原点ともいえるだろう。ただ異なるのは、その“かじ取り”をユーザー任せにするのではなく、運営側が率先して牽引している点だ。
※+D Mobileより引用
★「教えて!goo」の質問・回答に動画・音声・画像の添付が可能に
ユーザーの質問に対し、その内容に関する経験や知識をもつ他のユーザーが回答を寄せる無料Q&Aサービス「教えて!goo」で、質問・回答を投稿する際に動画・音声・画像を添付できる機能を追加された。これにより、テキストのみでは表現しづらかった質問や回答内容も、より具体的に投稿することが可能になる。
投稿できるのは、画像であれば「jpg」で200KBまで、動画では「mpeg、avi、mp4、flv」などで20MBまで、音声では「mp3、wav」で1MBまでとなっている。パソコンのトラブルを検索すると上位に回答が来るケースが多い「教えて!goo」だが、テキストだけから画像や動画などが加わることで、よりわかりやすくなることが期待される。
※RBB TODAYより引用