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ソニーとマックス・プランク研、柔軟な半透明ディスプレー:動画

★ソニーとマックス・プランク研、柔軟な半透明ディスプレー:動画

昨年ニューヨークのユニオン・スクエア周辺を歩いたときは、商品を動的なフレームに収める装置としての画像ディスプレーが、ショーウィンドウに取って代わったかのような印象が強かった。

だが、新しく登場した透明ディスプレーの試作品を何らかの前兆としてみるなら、ショーウィンドウが――柔軟性のある3Dディスプレーに生まれ変わって――人目を集める主役として復活するかもしれない。

ソニーのドイツ法人とドイツのマックス・プランク研究所は、10月2日(現地時間)に発表した論文の中で、単一のレーザービームで画像を描写して「さまざまな色で画素に色を付ける」、柔軟性のある半透明のディスプレーを開発したと発表した。

ここで思い出されるのは、映画『スーパーマン リターンズ』に登場する「孤独の要塞」の透明なクリスタルのディスプレーだ。まあ、それに比べたらまだ初歩的だが、十分に興味深いものが試作されたようだ。

このスクリーンの魔法を実現しているのは、新しいディスプレーの化学的性質だ。感光性の化学物質を(ポリカーボネートの)透明なシートと結合させることによってスクリーンができている。このスクリーンでは、赤外線(レーザー)がスクリーン上の化学物質に当たったときに、化学物質が発光する仕組みになっている。

この過程は、一般には「光励起」と呼ばれているが、研究チームは全体の過程を「アップコンバージョン」と名付けた。この名称は、レーザーからスクリーン、そして最終的に画像を表示する光の粒子へと至るエネルギーの移動の仕方に由来する。

これは、オランダRoyal Philips Electronics社が開発した超高画質の3Dテレビなど、最近話題に出た他の3D技術と同じものではない。Philips社の3Dディスプレーは、超高速で画像をつなぎ合わせることによって生じる視覚的なトリックを再現し、さまざまなものを立体的に見せるというものだ。だが、今回発表されたディスプレーの場合、化学反応が実際に発生して、画像を作り出している。

この種の技術について聞いたのは、今回が初めてのことではない。過去数年、アップコンバージョン方式の小型ディスプレーが複数開発されたが、実際のディスプレーとして製品化されそうなものはなかった。

※WIRED VISIONより引用


★MS社のローテクな『Windows 7』CMがネットで好評:動画


写真: WIRED VISION

米Microsoft社が巨額を費やし、有名コメディアンのJerry Seinfeld氏が出演した広告キャンペーン(日本語版記事)は、同社がふたたび人々の話題になったという点では役立ったかもしれない。しかし、現在インターネットで流れている、会議室を舞台とした新しいローテク広告の方が、実際には好意的なコメントを集めている。

Microsoft社が10月下旬に開催される『プロフェッショナル・デベロッパーズ・コンファレンス』で、『Windows 7』を搭載した160GBのハードディスクを無料で提供することを宣伝するこの広告は、テレビのゴールデンタイム枠を買うことなく、人々の話題にのぼっている。

その理由の1つは、Seinfeld氏が出た広告や、『I'm a PC』広告[Microsoft社が9月中旬から開始した新しい広告キャンペーン]には欠けているものがあったからだ――それは「自己批評」だ。

このインターネット広告には、宣伝会議に出席している架空の広告担当者たちと、奇妙な男性バンドが登場する。

この広告は、Microsoft社でパワフルな会議が行なわれていることを思わせる、大組織の妙な風景を描きながらも、一度聞いたら午前中一杯Windows 7が頭から離れなくなるような曲を使っている。

それに面白い――最後でようやく、広告担当者たちがこのキャンペーンをボツにしたことが分かるにしても。

※WIRED VISIONより引用